番外編:北海道鳥見聞録 〜札幌


餌台に集まってくるのは、カラ類だけではない。では、ざっと集まってきた鳥たちを紹介しよう。

Eurasian Nuthatch



ゴジュウカラも、えさ台にあつまる鳥としてはきっと代表格であろう。垂直な木の幹で頭を下にして降ることのできる、 森の忍者である。口いっぱいにひまわりの種をくわえているが、食べれるのかちょっと不安ではある。

Brown-eared Bulbul

言わずと知れた、ヒヨドリ。日本の風土に適応し、人為環境にも適応した、わが国を代表すべき鳥。 日本以外では台湾とフィリピンあたりにしか見られないのだから、外国人にとっては羨望にあたいする鳥なのだ。 そうでなくとも、とても美しい鳥だと思う。



Hawfinch

シメは基本的に日本では夏鳥らしいが、越冬する個体もあるらしい。彼もそのうちの一羽だろうか。 遠巻きにえさ台へ熱い視線をそそいでいたが、人見知りがはげしいのか、結局、見ているあいだに えさ台へ訪れることはなかった。



Eurasian Bullfinch

これまた美しい鳥である。ウソにお目にかかるのは、実は初めてである。ちなみに、彼らには親戚に アカウソやベニバラウソというものたちがいて、冬にはまれに訪れてくることもあるらしい。



Japanese Pygmy Woodpecker

キツツキのなかまは木の幹につるされた油脂を目当てにやってくる。こちらはコゲラ。 なかなかに地味だが、それがかえって他のキツツキたちと一線を画しているように印象を与える。



Great-spotted Woodpecker

そしてアカゲラ。市街地の緑地でも普通にみられるので、やはり馴染みの鳥であろう。 黄色味のかかった白色は、なかなかに素敵な色合いである。
そして、期待のヤマゲラとオオアカゲラ。果たしてみることができるだろうか?



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